マクラーレンの新店舗が横浜みなとみらいにオープン、さらにアルトゥーラ スパイダーを日本初公開 2つの相乗効果にせまる

公開 : 2024.04.17 16:45

アルトゥーラ スパイダーとみなとみらいの「イイ関係」

森氏は、アルトゥーラ スパイダーを横浜ショールームにおける販売の軸足に据えると語る。

だが、その理由はアルトゥーラ スパイダーが最新モデルであるだけではないという。

アルトゥーラ スパイダーと取材に応じてくださった森春彦ブランチマネージャー。
アルトゥーラ スパイダーと取材に応じてくださった森春彦ブランチマネージャー。    小川亮輔

アルトゥーラ スパイダーはもちろん「700psを発揮する途方もなく速いオープンスーパースポーツ」であるが、本当のポイントは「極上のオープンエアモータリング」。

少し考えてみてほしい、貴方がもしアルトゥーラ スパイダーでみなとみらいをドライブするなら、

往年のゲームのようにサイドシートに美女を乗せて海沿いの通りをかっ飛ばす……なんて事も可能だが本当に豊かなアルトゥーラ スパイダーの楽しみ方はきっとそうではないはず。

エンジンを休止させEVモードでカモメの鳴き声や海風を感じながら軽やかに走り、たとえ渋滞にはまっても急な雨に見舞われても一切の不快感を伴わないどころか常に心地よく穏やかな気持ちでドライブできる。

それがきっとアルトゥーラ スパイダーの優れた点であり、他のモデルではできない事ではないだろうか。途方もなく速いオープンスーパースポーツはほかのメーカーにも存在するが、これほどまでに優雅で快適にドライブを楽しめるクルマは、現在の地球上ではアルトゥーラ スパイダーをおいて他にないだろう。

だからこそみなとみらいで販売する意味があるのだ。

読者の皆さまも、週末はみなとみらいデートの真の目的地としてマクラーレン横浜ショールームまで足を運んでみてはいかがだろうか。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は1983年式アウトビアンキA112アバルト。丸1年かけて自分でレストアし、ついに乗られるようになった。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部の上野太朗さんからオファーをいただき現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    1986年生まれ。クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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