旧車の車内を静かに! 騒音を抑制する『風切り音防止テープ』を試してみた【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #23】

公開 : 2026.10.23 12:05

走ってみたら、確かに車内騒音と隙間風が減少

貼り付け箇所を十分に清掃、脱脂したのち、フロント左ドアからテープを貼っていきます。筆者はBピラーからスタートしたのですが、あとで取り付け方の動画を見たところ、ドアのヒンジ付近から貼る、という指示がありました(汗)。

テープ断面はDの字を横倒しにして並べた形状。パッと見では柔軟性が少なそうなのですが、車体の複雑なプレス形状にも追従します。

使用されている両面テープは3M製。しっかりと貼り付け面の清掃と脱脂をしておかないと、さしもの3M製品でも剥がれてしまいますので要注意です。
使用されている両面テープは3M製。しっかりと貼り付け面の清掃と脱脂をしておかないと、さしもの3M製品でも剥がれてしまいますので要注意です。    遠藤イヅル

そして1時間半ほどかけ、すべてのドアを施工して終了。お手軽な作業なのですが、果たして本当に効果はあるのでしょうか。そこでスマホホルダーに騒音測定器アプリを起動したiPhoneをセット。空いた一般道を約60km/h(メーター読み)で走り、車内の騒音を計測しました。

実は作業前にも同様の条件で測っていたのですが、その時はおおむね68〜75dBくらいでした。

では風切り音防止テープの効果は……というと、何と測定数値は不変でした。しかし実感としては明らかに静か。車外からの音や、ドア付近からの微細な空気の流入が減少しているのです。

一方、厚みがあるテープを貼ったためドアが閉まりにくくなってしまい、今までどおりに閉めると半ドア状態になります。まあ、少し強く閉めればいいだけなので問題ありません。それよりもドアの閉まる音が『ベチャン』から『バシン』くらいに音質がアップして、幾分かクルマがクラスアップした気がします。

『静音計画』には、他にも簡単に静かな車内空間を創り出せるアイテムが存在しますので、次回も同じお題でお送りしたいと思います。

(当連載は不定期掲載ですが、主に金曜日お昼頃に公開予定となります)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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