旧車の未塗装樹脂パーツ劣化どうする問題 黒を黒くする方法はある?【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #16】
公開 : 2026.06.05 12:05
イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第16回は、『黒い樹脂やゴム類を黒くするアイテム』を紹介します。
未塗装樹脂の劣化、白化は悩みのタネ
こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載の第16回は、前回の予告から内容を変えて、『黒い樹脂やゴム類を黒くするアイテム』を紹介したいと思います。
1980年代頃から、バンパー全体が未塗装の樹脂、あるいは未塗装のバンパーモールやドアミラーを有したクルマが出現して、見た目が急に近代化しました。

現在では軽トラックでさえカラードバンパーが一般的となりましたが、乗用車の主流がSUVとなったこともあり、フェンダーアーチやアンダーボディに未塗装樹脂パーツを多用する傾向が強まっています。
しかし、これらの未塗装樹脂パーツは、時間の経過とともに紫外線やヨゴレなどを原因として劣化、白化が進み、当初の濃い色が薄まっていきます。すると、全体的にクルマがみすぼらしく見えたり、ぼやっとした印象になったりします。これは、未塗装樹脂パーツを装着するクルマのオーナーが抱える悩みではないでしょうか。
かくいう筆者もそのひとり。これまで乗り継いだクルマは未塗装樹脂パンパーや未塗装樹脂パーツを多用したクルマばかりで、まさに悩みのタネなのです。
さまざまなケミカル剤を試してみた
ヒートガンで炙って黒くする方法や、つや消し黒のスプレーで塗装する方法もありますが、未塗装樹脂を黒くする、そしてその状態を長く保つ基本的な方法は、カー用品店やホームセンター、ネット通販などで販売されている『未塗装樹脂復活剤』や『未塗装樹脂コーティング』などの製品を使用することです。
筆者はその中からいくつかのケミカル剤を、これまでの愛車と、現在もう1台所有する日産『VW』サンタナで試してきました。

それでわかったのは、しっかり黒くなる上にその状態がキープされる製品がある一方、中には一度の洗車で元に戻ってしまうような、効果が薄い製品も存在することでした。
個人的に性能が高いなと実感したのは、『カーメイトC136黒樹脂復活剤』。ただし容量が8mLで、未塗装の面積が広いサンタナにはちょっと足りない印象がありました。また、『ペルシード未塗装樹脂専用コーティング剤 PCD-25黒樹脂復活』も好印象でした。長持ちするうえに、こちらは容量も20mLと充分以上です。
しかしこんな風にアレコレ買っては試し、買っては試しをしているうちに、『安価なケミカル剤を都度塗るのはどうか』と思いつき、ネットで評判が良かった『信越化学工業シリコーンオイル KF-96-50CS』を買ってみることにしました。
こちらの容量はたっぷりの1Lで、価格は大手通販サイトだと4500円ほどで購入ができます(以前はもっと安かったのですが……)。









