旧車のボロボロステアリングを何とかしたい!純正を活かす方法は?【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #15】

公開 : 2026.05.22 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第15回は、『ステアリングホイールを何とかしたい』というお題でお送りします。

ウレタンがガッツリ剥がれている

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載第15回は『ステアリングホイール』について取り上げます。

この連載では、わがサニーカリフォルニアの内装劣化への対応を、第2回の『シート編』、そして第5回の『内装編』でお送りしています。続く今回は『ステアリングホイールを何とかしたい』のですが、第5回で既にステアリングカバーを装着した画像が掲載されているように、先行して対策済みでした。

いきなりですが、対策後の写真です。詳しくは本文で。
いきなりですが、対策後の写真です。詳しくは本文で。    遠藤イヅル

というのも、購入時からステアリングホイールの状態があまりに悪く、握る頻度が多い箇所でウレタンがガッツリ剥がれていたのです。さらに、全体的に日焼けして茶色く変色しているのも気になります。何というか、ズバリいうとみすぼらしいのです(号泣)。

なおB11型サニーでは、ごく一部のグレードを除いてパワーステアリングが未装着のため、ステアリングホイールは細くて大径が基本。

上位グレードの『SGL』でもその傾向は同じで、革巻きステアリングホイールなどあるはずもなく、表面はすべてウレタン製でした。径の小さな『ルプリ』、『SGX /SGX-E』(後期のみ)用でさえ、カタログには『本革巻風』と記されていたほどです。

でも社外品には換えたくない

「それなら交換すればいいじゃないか」と普通はなりますが、できれば純正の雰囲気をキープしたい筆者としては、社外品ではなくて純正ステアリングホイールを選びたいのです。

ところが、ただでさえ現存数が少ないB11型サニーだけあって、国内オークションや海外のeBayなどを探しても、とにかくステアリングホイールは出てきません。

ウレタンがハゲハゲで日焼け……。この状態は何とかしたい(隠したい)。
ウレタンがハゲハゲで日焼け……。この状態は何とかしたい(隠したい)。    遠藤イヅル

そんな状況でようやく見つけたのは、前期型のロワグレード(『GL/GL-L』など)用の横長2本スポークタイプ。これはこれでアリなのですが、あまり状態がよくないように見え、購入を躊躇しました。

あとは『パルサー』、『バネット』など、同時期に生産されていた日産車から流用する方法もあったのですが、案の定それらも見つかりません。

それと、筆者の乗っている『SGL』(および前期SGX/SGX-E用)のみが備えていた、この『A型』2本スポークのデザインが好ましくて捨てがたい、という気持ちもありました。

となると後は革を巻く、あるいはカバーを着ける方法が残っています。編み込むタイプのステアリングカバーは昔から販売されているので、ご存知の方も多いと思います。作業に多少難儀しますが、美しい仕上がりが期待できます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事