ロールス・ロイス、ワンオフのノーティカル・レイスを製作

公開 : 2016.04.14 22:50  更新 : 2017.06.01 01:33

ロールス・ロイスは、ヨットからインスピレーションを受けたノーティカル・レイスというワンオフ・モデルを匿名の顧客のために作製した。

アラビアン・ブルーのボディに、オーキッド・ホワイトのルーフを持ち、ドア・ハンドルとセンター・コンソール上部にアンカー・エンブレムが付く。インテリアは、ラグジュアリーなヨットから大きな影響を受けたもので、家具メーカーであるサントス・パリサンダーとチューダー・オークによって設えられる。

ヨットにインスピレーションを受けたノーチカル・エディションは、実はこのレイスが最初ではない。2015年にノーチカル・ファントムというモデルが発表されているのだ。

ロールス・ロイスは、顧客のオーダーに応じてワンオフ・モデルを製作することで有名で、例えばアメリカ人の顧客は、テレビ番組の「モース警部」のファンだったために、そこに登場するレッドとブラックのジャガーMk2に感化されたレイスを注文している。また、446個のダイヤモンドを埋め込んだセレスティアル・ファントムも記憶に新しい。

ロールス・ロイスは、こういったワンオフ・モデルを制作する数少ないメーカーである。他には、フェラーリは、2012年にエリック・クラプトンのために512BBをイメージした458を製作している。また、マクラーレンもスペシャル・オペレーション・チームによって12CベースのX-1を発表している。

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