次期アウディS6、2019年登場か パナメーラ・ターボのV8搭載

公開 : 2018.05.25 16:10

新型S6 スペックや内外装は

今までと同様、次期型S6も4WDのクワトロのみが設定される。このトラクションにより、0-100km/h加速は4秒をわずかに上回る程度となるだろう。これは現行モデルよりも0.6秒程度速い数値だ。

現行A6には新しいハイブリッド・アルミニウム・シャシーが使われており、5リンク式サスペンションが特徴だ。この構造の利点は軽量化とともに剛性を高めることができる点だ。四輪操舵機構も取りつけられており、低速での敏捷性と高速域での安定性向上に貢献している。

アウディの新A6は最新のバーチャル・コクピットが取りつけられている。これは8.6インチと10.1インチのふたつのスクリーンで構成されており、上位モデルにはデジタルのメーターパネルが取りつけられる。S6は標準で上位グレード用のダッシュボードが取りつけられる。また、パワートレインの設定を変更するためのメニューとダイヤルや、スポーツシートとSスペックのステアリングも標準装備だ。

このテストカーのデザインについて語るには時期尚早だが、新しいA6のシャープなデザインは期待できるだろう。アウディのエクステリアデザイナーであるヘルムット・ジュングによれば、「より高級感ある」仕上げになっているとのことだ。これはバンパーの変更や、4本出しエグゾースト、20インチホイールなどが当てはまる。しかし、ブリスターフェンダーや大型のリアディフューザーはRS6専用となるだろう。

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