【意外?】海外で売れている「意外な」日本車 3選

公開 : 2021.08.12 05:45  更新 : 2021.10.13 12:12

中国で最も売れている 日産シルフィ

日産が誇るスポーツセダンであった「ブルーバード」の名前を受け継いで2000年に「ブルーバード・シルフィ」として登場し、2012年に登場した3代目モデルからは単に「シルフィ」となった日産のミドルクラスセダン。

しかし、日本ではデビュー以来マイナーチェンジが実施されることもなく、昨年秋にひっそりと生産を終了するというフェードアウトをみせている。

日産シルフィ
日産シルフィ    日産

日本ではセダン不人気のあおりをまともに受けてしまった感のあるシルフィではあるが、中国では2019年夏にフルモデルチェンジを実施しており、現在の日産車のデザインアイコンであるVモーションを進化させた「Vモーション2.0」を採用したスタイリッシュなセダンに生まれ変わっているのだ。

この新型シルフィのルックスと性能、そしてセダンが圧倒的な人気を誇る中国の文化が融合し、現地で大ヒット車種になっているというワケである。

ちなみにEV先進国でもある中国では、先代シルフィをベースとした電気自動車「シルフィ・ゼロエミッション」が販売されているほか、上海モーターショー2021では新型シルフィにeパワーモデルを追加することをアナウンスしており、中国でも「電動車の日産」をイメージを植え付けつつある点も人気の理由の1つかもしれない。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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