自転車で赤切符(免停)!? とある主婦のツイート話題 なぜ「アウト」か

公開 : 2021.11.20 05:50

「自転車」。うっかりすると、クルマと同じように交通違反で赤切符を切られてしまうことも。ツイッターで話題となった「自転車で赤切符切られた話」を例に自転車の交通ルールを再確認します。

「自転車で赤切符切られた話」

ツイッターのとある投稿が話題になっている(11月20日時点で1万7000リツイート)。ツイッター名、あしゃ(@asami2692)さんの「自転車で赤切符切られた話」である。

これは、文字通りに自転車で交通違反をしてしまい、なんと、赤切符を切られてしまったという内容だ。

「自転車で赤切符切られた話」がツイッター上で話題になっている。
「自転車で赤切符切られた話」がツイッター上で話題になっている。    シャッターストック

どんな状況であったかを、ご本人のツイートを引用しつつお伝えする。

「行きつけのスーパーで、家族7人3日分の大量の買い物を済ませ、自転車の前後に乗せて帰っている途中 大通りを渡ったところで 突如、警察の方(多分)に止められます」とか。

そして「運転手さん、今信号、赤でしたよね?」と言われたという。

ポイントは警察から「運転手さん」と声をかけられたところだ。

つまり、警察は自転車をクルマと同じ車両と見ており、あしゃ(@asami2692)さんを運転手として声をかけたのだ。

ちなみに、あしゃ(@asami2692)さんの自転車が走っていたのが、「車道に自転車はここを走れよ的な矢印」の上。

つまり車道を走ってきた。

そして、「スクランブル交差点を、歩行者の信号を見て、車道を渡ってしまった」というのだ。

クルマ用の信号は赤、歩行者用は青。車道を走ってきた車両である自転車が、クルマ用の赤信号を無視して、スクランブル交差点の車道を渡ってしまったのだ。

自転車を車両と見る警察であれば、当然、アウトな行為だ。

後日、警察へ出頭とあいなった

ところがあしゃ(@asami2692)さんは、自身と自転車のことを歩行者と考えていた。

「車道を走っている以上は、車道の、つまり、車と同じ信号を守らなければならないのだ」

あしゃ(@asami2692)さんの自転車が走っていたのは、「車道に自転車はここを走れよ的な矢印」
あしゃ(@asami2692)さんの自転車が走っていたのは、「車道に自転車はここを走れよ的な矢印」    鈴木ケンイチ

「恥ずかしいことに、私にはその認識がまっっっったく無かった。自転車は歩行者の仲間だから、同じ信号を守るものだと思い込んでいた」というのだ。

さらに悪いことに、「車道を渡ったとこ横断歩道を渡っていた作業着のおじさんの通行を妨げたというのである。おっと、という感じに、すこし足を止めた、とのことだった」という問題もあった。

つまり、歩行者の妨害だ。

結局、あしゃ(@asami2692)さんは、信号無視と横断歩行者妨害等の2つが合わせて赤切符に。後日、警察へ出頭とあいなった。

そして、お説教の後、あしゃ(@asami2692)さんのツイートの言葉を借りると「『もうしません』と言う書類にサインをして今回はおしまい」となったという。

つまり、今回は罰金がなかったのだ。

ここで、「なんかおかしい?」と思う方もいるだろう。

まず、信号無視と歩行者妨害は、どちらも違反点数は2点で、2つで計4点。

普通であれば赤切符(免停)にはならない。また、赤切符で出頭して「もうしません」で許されるのもあり得ない。

どういうことだと思うはずだ。

しかし、これには理由がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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