ホンダNボックス 買うなら、新型を待つか 納車の早い現行・最終型か?

公開 : 2023.08.28 19:12

先行予約受付のカタログも

今回、話を伺ったの横浜市のディーラー。都市部ではあるが周辺には細い道も多く、Nボックスのユーザーはけっこう多いという。

それでも、受注開始のあとからお盆期間の休みがあったこともあり、今のところ新型Nボックスの反響は意外と高くないようだ。

編集部も入手した「新型Nボックス 先行予約受付中」のカタログ。ホンダカーズのブログなどでも紹介されている。
編集部も入手した「新型Nボックス 先行予約受付中」のカタログ。ホンダカーズのブログなどでも紹介されている。    AUTOCAR JAPAN編集部

すでにディーラーでは予約受注用のカタログも配布されており、車両価格も公表されているようす。今後、メーカーから追加情報が出てくるであろうから、実際にオーダーが増えていくのはこれからになりそうだ。

クルマを売るディーラー側としては、新型Nボックスは前述のように納車まで時間がかかるし、当然ながら車両価格も従来型より高くなる。それならば、熟成された現行型Nボックスの最終モデルは値引きも期待できるし、納車も早い。

何よりも新型は現行型のイメージを踏襲しているから、新型が世に出回り始めても従来型が古臭く感じられることも少ないだろう。まずは現行型の最終モデルをお勧めしたいようだ。

そして、まだ正式発表はされていないものの、パワートレインは従来型と変わらない模様。つまり、マイルドハイブリッドやEVは設定されていないから、従来型を手に入れて、いずれ電動車が登場したときに買い替えを検討するというのもありか。

いずれにしても、クルマ選びはこうして思いをめぐらしているときがクルマ好きには1番楽しいはず。人の意見を参考にしても、最終的に決めるのは自分自身(それでも、パートナーなどの意見を無視して家庭争議にならないように!)。

やっぱり新型が欲しいし、永く付き合いたいから少しは待てるというなら新型を選ぶといい。少しでも早く手に入れたいし、熟成された現行型のほうが賢明かなというなら現行型を選ぶといい。とにかく、予算や納車時期、そして自分の意志を考慮しながら、最適な1台を選んで欲しい。

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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