『ちょうどいい』が魅力! 黒木美珠が日常の延長線で楽しむ、ジープ・レネゲードeハイブリッド

公開 : 2025.06.27 11:00

普通に走る場面の質感が高い

マイルドハイブリッドと言いつつも、実は減速時に回生ブレーキが作動する。そのため燃費性能もよく、WLTCモードで17.7km/Lとなっている。実際に乗ってみると、その名前から想像する印象は良い意味で裏切られた。エンジンの始動・停止が滑らかで、回生ブレーキの効果で減速もスムーズ。ドライバーの操作に対して、確実に応えてくれるのだ。

とにかくこのマイルドハイブリッドは、普通に走る場面の質感が高い。例えば高速道路での合流は静かで素早く、スムーズでストレスが少ない。ごく自然に前へ進んでくれる優しいサポートが続き、だんだんと肩の力が抜けていくのを感じる。

車両の取り回しの良さは健在。最小回転半径は5.5mとコンパクトで、狭い路地でも切り返しやすい。この日のドライブにおいても、運転のしやすさは際立っていた。初めて輸入車に乗る方や、大きなクルマに苦手意識のある方にとっても、安心して乗れるモデルだろう。

さらに、後席が大人でもゆったり座れるサイズであること、高さもあり使いやすく広い荷室など、満足いく室内空間である点も、『さすがはジープ』と言いたくなるポイント。

第5世代となったUコネクト5の10.1インチタッチパネルモニター採用、ステアリングホイール形状変更といったアップデートも見逃せない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    黒木美珠

    Miju Kuroki

    1996年生まれ、静岡県出身。自動車系YouTuberとしての活動を経て、自動車ジャーナリスト(の卵)へと転身。自身の車中泊による日本一周の経験をきっかけに、クルマを通じたライフスタイルの可能性に魅了されるようになる。現在は、輸入車デビューを目指す連載をはじめ、車中泊視点での車両レビューや、YouTubeチャンネル『AUTO SOUL JAPAN』の運営など、多角的に活動中。クルマを単なる移動手段や機械としてではなく、その背景にある開発者の想いや、クルマを取り巻く文化、そして『移動すること』そのものの価値を伝えることをモットーとしている。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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