セアト・ミーSE 1.0 12V

■どんなクルマ?

セアト・ミーは、非常に良くできたフォルクスワーゲンUpのセアト版だ。われわれは、セアトを英国で最初にテストする機会に恵まれた。テストしたのは4つあるスペックのうち上から2つめに当たるSEスペックで、3気筒1.0リッター・エンジンを搭載するモデルだった。

■どんな感じ?

セアト・ミーは、あらゆる状況において非常に印象的なクルマだ。頑丈で、装備も良く、室内は広い。しかし、その優れた点が多いにもかかわらず、愛すべきクルマではなかったのだ。ステアリングは正確ではあるが、機敏でもなく、ファン・トゥ・ドライブでもない。特に英国の道、それも低速では激しい突き上げを感じる。それはフォルクスワーゲンUpよりも顕著に悪い印象を受けた。

エンジンは経済性に優れるが、それだけのものでしかない。その非力なパワーは高速道路においてはドライバーを不幸に貶める。本当に時折旅行をするのであればどうにか耐えうるのだろうが、頻繁に高速走行をするのであれば、われわれはより大きなパワー・ユニットを積んだモデルを推奨する。

SEスペックは、アロイホイール、エアコン、電動フロント・ウインドー、座高調整式のドライバーズ・シートを備える。更に200ポンド(2.5万円)出せば自動的にブレーキを掛けてくれるシティ・セーフティ・アシスタンスが装備され、もし長旅をするのであればクルーズ・コントロール、トリップ・コンピュータ、リア・パーキング・センサーを備えた530ポンド(6.5万円)のコンビニエンス・パックを選ぶべきだろう。

■「買い」か?

セアト・ミーは、その魅了的な価格ゆえに、多くの数が販売されるだろう。しかし、より価格の面だけで見れば、より安い兄弟車、シュコダ・シティゴがあるし、乗り心地という点からすればフォルクスワーゲンUpという兄弟車が存在する。更に、強力なライバルとしてフィアット・パンダの存在も考えなくてはならないだろう。

(ジム・ホルダー)

セアト・ミーSE 1.0 12V

価格 9,275ポンド(114万円)
最高速度 160km/h
0-100km/h加速 14.4秒
燃費 22.2km/l
Co2排出量 105g/km
乾燥重量 929kg
エンジン 3気筒999cc
最高出力 59bhp/5500rpm
最大トルク 9.7kg-m/3000rpm
ギアボックス 5速マニュアル

 
最新試乗記

人気記事