ルーテシアR.S.新型 シャシーカップ試乗 ポロGTI/208GTiに、コスパで王手

2017.07.06

■「買い」か?

「ポロGTI」「208GTi」と三つ巴 買うべきは…

サイドの土手が乗降でちょっと邪魔だが、柔らかめのシートは程よい柔らかさで面崩れもしにくいので、ホールド性も座り心地も上々。天井の圧迫感があるものの男性の4名乗車にも十分なスペース。大きめの荷物も多い最近のファミリーユースには余裕がないものの実用型2BOXらしいキャビンユーティリティを備えている。一般的なユーザーには衝突回避や追従型クルコン、車線維持支援などの安全&運転支援機能がないのが致命傷。ここは基本設計の古い仏車の厳しい部分である。


市場コンペティターとしてVWポロGTIとプジョー208GTiを挙げている。ポロGTIは実用性や燃費、運転支援も含めてコンパクトなスーパーツアラーとして最もバランスの取れたモデルだが、スポーツ味はルーテシアR.S.ほど濃くない。


一方、208GTiは良くも悪くもホットハッチのヤンチャさがあり、乗りこなし感もあるが、裏を返せば洗練感や運転に気を使うタイプ。ミッションも6速MTに限定される。この2車に対するルーテシアR.S.のアドバンテージはホットハッチの高揚感と生活やツーリングでの扱いやすさと余裕のバランスのよさである。


価格はシャシーカップで309万円。ポロGTIより約29万円安く、208GTiより13万円安い。安全&運転支援装備を考慮すれば買い得とは言い難いのだが、走りの出来でコスパを量れば最も魅力的と言えよう。
 

ルーテシア・ルノー・スポール(シャシーカップ)

価格 3,090,000円
全長×全幅×全高 4105×1750×1435mm
ホイールベース 2600mm
乾燥重量 1290kg
動力源 直列4気筒1618ccターボ
最高出力 200ps/6050rpm
最大トルク 24.5kg-m/1750rpm
ギアボックス 6速デュアルクラッチ
タイヤサイズ 205/40R18 / 7.5Jx18

 
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