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試乗 アウディQ3 35 TFSI 先代の欠点解消 ややパワー不足か

2019.01.18

やや物足りないエンジン

今までのQ3はコンパクトSUVの中で実用性が高いとは言えなかったが、今回は明確にその基準を超えてきた。汎用的かつ若い家族に適したクルマになっている。A3スポーツバックと比較してもスペースが拡大しており、マツダCX-5やフォード・クーガなどにも引けをとっていない。

われわれが海外で行なったQ3の初試乗は同じ1.5ℓエンジンを搭載し、7速DCTが組み合わされていたが、より安価なスポーツ・トリムであった。当時はこのエントリーレベルのパワートレインの洗練性に疑問が残った。

以前の試乗車は完全な市販仕様ではなかったのかもしれない。しかし今回の英国試乗ではやや違った印象を受けた。1.5ℓの35 TFSIエンジンはスムーズかつ巡航時には洗練された振る舞いを見せる。その一方で4000rpmを超えるような場面では騒音が大きいが、ターボによるトルクのおかげもあり、それほど踏み込む必要のある場面は少ない。

ただし、このエンジンの性能は必要最低レベルといって良いだろう。ギアボックスが細やかにギア比を選択してくれるとはいえ、追い越し時の加速や急な上り坂、それに高速道路の合流などではやや物足りなさを感じる。そしてこのエンジンは回して楽しいものではない。

 
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