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2016.07.19

インフィニティQX50は世界初可変圧縮技術を導入

日産のインフィニティ・ブランドは、拡大しつつあるプレミアム・マーケットに適応するために、革新的なV6パワーと、経済的なディーゼルの2本立てを用意する予定だ。また、ミッド・サイズのSUVであるQX50のフル・モデルチェンジも控えている。更に、2010年の終わりまでにはより大きな自動運転を提供する計画がある。ちなみに、インフィニティは、2001年にレーン・キープ・アシスト、2004年にはレーン・デパーチャー・ワーニング、そしてステア・バイ・ワイヤ・システムを2014年にリリースしている。

詳細は不足しているが、インフィニティは新しいエンジンに可変圧縮技術を採用すると思われる。このシステムはすでに生産に近いカタチとなっているようで、搭載されれば世界初となる。

新しいQX50は、今年初めの北京モーターショーでアンベールされたQXスポーツ・インスピレーション・コンセプトに基づいたデザインとなる。プロダクション・モデルは、2018年初頭にはリリースされる予定だ。

昨年、Q30およびQX30をロールアウトしたインフィニティは、メルセデス・ベンツAクラスのプラットフォームをベースにしたモデルだ。この2台は最初はサンダーランドの日産の工場で生産されていたが、現在はダイムラーとインフィニティとの合弁で造られたメキシコの新工場で生産が行われている。というのもアメリカ市場へ輸出する際に関税が免除になるから。

8月に生産に入るQ60クーペは、アメリカと中国という2つの大きなプレミアムカー市場がターゲットだ。現在のQ60よりも洗練されたスタイルを持つこのモデルは、ラグジュアリー志向のモデルで、フロント・ミドシップ、リア・ホイール・ドライブというレイアウトだ。エンジンは304psの3.0ℓツインターボV6で、4WDはオプションとして用意される。

インフィニティは今後、成長を維持できるか
1989年に設立されたインフィニティ・ブランドの門出は厳しいものだった。しかし、昨年は16%増の215,250台のセールスを記録した。インフィニティが200,000台以上の販売をマークしたのは初めてのことだ。ジャガーが全体で84,000台という販売台数であることを考えれば立派な数値と言えよう。

2015年のセールスで最も販売台数が多かったのは、標準およびLWBを含めたQ50サルーンで78,800台を販売した。続いてQX60の54,800台だ。

アメリカ市場全体では14%増の147,600台を販売している。もちろんアメリカ市場がインフィニティにとって最大の市場である。中国ではまだ新参メーカー扱いではあるが、それでも2014年に対して34%増の40,200台を販売してる。逆にヨーロッパ市場では7,000台の販売に留まっている。一昨年に対して45%増という数値ではあるが、このヨーロッパ市場での販売をどのように伸ばしていくかが、今後のインフィニティの鍵ともなろう。

 
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