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2018.11.25

ベントレーで欧州横断の旅 制限時間は24時間 何カ国訪問できる?

スタート地点が重要 ひとりor複数?

午前4時45分に寝ぼけ眼でフロントに集合した。いつもどおり、肝心なときほどよく眠れないまま朝を迎えたが、ベントレー・ボーイズは元気いっぱいに見えた。最初のトリックはスタート前にルクセンブルクを出発するというものだった。このホテルを選んだのは食事が美味しいからではなく、ベルギーとの国境に隣接していたからだ。つまり、ベルギーに入国するや否や、踵を返してルクセンブルクに戻ってくるというのが最初の計画だった。

こうして、ようやくスタートを切ることができた。午前4時57分には準備完了となり、これがこの旅のスタート時刻となった。今回のような挑戦をするとき、こうしたテクニックは忘れがちだ。10秒後にはルクセンブルクに戻ってくることで、すでに2カ国訪問が完了した。あと何カ国クリアできるだろう?

最初にドライバーとしてハンドルを握ったことがすべてだった。スタートから7分後、ルクセンブルクの片側2車線の道路を素晴らしい速度で進んでいたものの、完ぺきに間違った方角に向かっていると知って早速心が折れかかった。

幸いにも、このミスによる時間のロスはそれほどではなく、午前5時11分にはフランスへと辿り着いた。だが、すでに疲れを感じていた。この挑戦は、自分のベッドで寝たのがわずか2晩だけという、人生でもっとも忙しい月の月末に行われたのだ。常に自分自身を長距離ドライバーだと自負しており、過去にはフェリー代をケチってアフリカからイングランドまでノンストップで走破したこともあった。だが、もっとも恐れていたのは、眠気が襲い来るなか、コンチネンタルGTに乗っているという事実だった。


だが、マイクは素晴らしい旅の相棒であり、わたしを運転に集中させてくれた。しばしば、こうした旅はひとりが良いのか、仲間と一緒が良いのかと考えていた。ひとりなら、眠気という生理現象と戦わなければならない一方で、何をするにも気をつかう必要がなく、眠気覚ましにベントレーの素晴らしいナイムのオーディオシステムで、子供たちが親父ロックと呼ぶような60年代から70年代にかけての曲を大音量で聞いても構わない。孤独と面倒な相棒との選択であれば、毎日でも親父ロックを聞くほうを選ぶだろう。

一方で、安全面も考慮する必要があり、それは単に今回訪問を予定していたいくつかの国々のことだけを言っているのではない。それよりも、こうした長距離ドライブでは集中を保つのが難しく、こうしたチャレンジに積極的な人間は必要不可欠なのだ。4人が2台に分かれてノンストップで運転を担当するが、そのうちだれかがこの24時間のうちで一瞬でも注意力を失ったら、すべてが台無しになり、予期せぬ結末を迎えることになる。予定どおりストラスブールには朝のラッシュアワーに到着したが、この旅でなにか問題が起こるとすれば、自分がその原因になる可能性が一番高いと感じていた。

 
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