アストン マーティン、アラバマに工場建設

公開 : 2015.04.28 22:30  更新 : 2017.06.01 02:10

アストン マーティンはアメリカ南部のアラバマに工場を建設する予定があると、CEOであるアンディ・パーマーがAUTOCARに語った。このアラバマの工場は、メルセデスがMクラスRクラス、GLクラスというSUVを製造するヴァンスのタスカルーサ工場のすぐ近くになるという。

この話は、シルバーストンで行われたブリティカー24時間の時にパーマーが話してくれたことで、まだ決定したことではないという前置きがあってのこと。しかし、ジュネーブ・モーターショーで公開したアストン マーティンDBXというクロスオーバーのプロトタイプが、実際に生産されるのであれば現実の話となる可能性が高い。というのも、DBXはメルセデス・ベンツGLCをベースとしたモデルであるからだ。従って、アストン マーティンがアラバマに工場を作るということは、少なからずタスカルーサのメルセデスの工場との連携ということが強く考えられる。つまり、そのベースとなるシャシーがメルセデスの工場からアストンの工場まで輸送されるということを意味するのだ。

アメリカでアストンがクロスオーバー・モデルを製造するということは大きな意味を持つ。恐らく、このモデルが現実的なものになれば、現行のアストンのセールスに、50%を上乗せすることになるだろう。

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