ランドローバー、7人乗りSUV『ディスカバリー・スポーツ』でグレード刷新 デザインも一部変更

公開 : 2025.06.12 18:45

ランドローバーは『ディスカバリー・スポーツ』の2026年モデルを発表しました。ダイナミックS、ランドマーク、メトロポリタンという3グレード展開で、デザインやオプションにも手が加えられています。

オプションや装備内容を更新

ランドローバーは、『ディスカバリー・スポーツ』の2026年モデルを欧州で発表した。大型モデルのディスカバリーとディフェンダーに続くアップデートで、グレード展開やオプションに手が加えられた。

中間グレードの『ダイナミックSE』と最上位グレードの『ダイナミックHSE』は、それぞれ『ランドマーク(Landmark)』と『メトロポリタン(Metropolitan)』という新しいグレードに、エントリーグレードの『S』は『ダイナミックS(Dynamic S)』に名称が変更された。

ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ
ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ    ランドローバー

また、ビーチや雪道での走行を想定した新しいオプション・パッケージも追加された。

ランドマークは、トレッドプレートにライトアップ付きの山脈のロゴがあしらわれる。スライド式でリクライニング可能な2列目シート、パノラミックガラスルーフ、狭いスペースでの運転操作を支援する3Dカメラなどが標準装備されている。

シルバーのフロントグリルが特徴のメトロポリタンは、ランドマークの仕様をベースに、14ウェイ調整可能なヒーター/クーラー付きシート、14スピーカーのメリディアン製サウンドシステム、20インチのアルミホイールを標準装備とする。

ダイナミックSは、ホイールアーチ、下部ボディサイド、フロントグリルにグロスブラック仕上げを採用するなど、ビジュアル面での変更が施されている。

パワートレインのラインナップは従来通りで、最高出力162psまたは204psのマイルドハイブリッド4気筒ディーゼルエンジン、および270psの出力と58kmの電気走行距離を持つガソリンエンジン搭載PHEVだ。

英国価格は、ディーゼルエンジンを搭載したダイナミックSが4万5440ポンド(約890万円)から、メトロポリタンのPHEVモデルが5万9545ポンド(約1170万円)からとなっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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