アウディ、新型A4アバントを発売

2016.04.20

アウディ ジャパンは、アウディA4アバントをフル・モデルチェンジし、4月21日より発売すると発表した。

今回発売する新型A4アバントは、先に発表されたセダン同様、モジュラー・プラットフォーム、MLB evoをベースにゼロから再設計するとともに、アウディプレセンス(予防安全システム)などを投入して、商品力を向上させた。

ステーションワゴンにとって重要なポイントであるリアのラゲージルームは、5人乗りの状態で荷室容量505ℓ、後席のバックレストを畳むと最大1510ℓ。従来型比でそれぞれ15ℓ、80ℓ大きくなった。

後席バックレストは40:20:40の3分割タイプ。これまでの60:40式と異なり、長尺物を積載しても4人分のシートを確保する。

後部ゲートは、リアバンパー下で脚を蹴り上げる動作によってオープンする電動テールゲートを装備。

全モデルに電動ラゲッジルームカバーのほか、パーティションネット、ルーフレールが標準装備されている。

開発にあたっては走行抵抗の削減を目的に、軽量化とエアロダイナミクス最適化に注力し、ワゴンボディではトップクラスのCd値0.26(欧州仕様値)を実現。搭載する2.0ℓ TFSI(直噴ガソリン・ターボチャージャー)ユニットは、スタート/ストップ・システムやエネルギー回生機構を標準装備するなどし、燃料消費を大幅に削減した。JC08モード燃費は、FFモデルが18.4km/ℓ、quattroが15.5km/ℓ。

また、スポイラー機能を持たせたルーフ後端の処理などにより、後輪リフトを最少に抑えることに成功している。

ラインナップは、FFモデルが2.0TFSIと同スポーツ、AWDモデルが2.0TFSI quattroと同スポーツという4車種。

価格は5,470,000円から6,530,000円。

下の360°画像では、A4アバントのインテリアを、マウス操作により上下左右およびズームして確認できる。


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