メルセデス・ベンツCLA

公開 : 2013.01.15 19:35  更新 : 2017.06.01 01:44

メルセデス・ベンツCLAが、デトロイト・モーターショーで公開された。

コードネームC117という名前で開発された新しいCLAは、今年4月の北京モーターショーで登場したコンセプト・スタイル・クーペに忠実なモデルで、そのキャビン・デザインは、第3世代のAクラスや第2世代のBクラスと共通のものを持つが、かなり彫りの深いエア・ベントやiPadのようなスクリーンが特徴だ。

CSCコンセプトとは対照的に、CLAは大人しいバンパー、新しいデザインのヘッドランプ・グラフィックス(CSCは待機モードでも赤く輝く)、コンベンショナルなドア・ミラー、Aクラスと同じプルアウト・ドア、ショー・モデルの21インチよりも小さなホイールとタイヤを履く。

CLAはモデル・ラインナップ上でも、価格面でもCクラス・サルーンの下に位置する。そのサイズは、長さ4630mm、幅1777mm、高さ1437mmで、Cクラスよりも40mm長く、7mm広く、そして43mm低い。Aクラスと比較しても、345mm長く、同じ幅で、35mm低い寸法だ。そのCd値は、CLA180ブルー・エフィシェンシー・モデルでは0.22という値、その他のモデルも0.23という値だ。

CLAはそのプラットフォームをAクラスと共有し、エンジンは横置き。そして、標準的なFWDモデルの他に、4WDモデルも用意される。

ギアボックスは6速マニュアルまたは7速デュアル・クラッチだ。

エンジンは、CSCで公開された208bhpエンジンは、CLA250用として使われる。合計3つの4気筒ターボ・ガソリンが用意されることになる。120bhpの1.6ℓはCLA180用、154bhpの2.0ℓはCLA200用、そして208bhpの2.0ℓがCLA250用となる。

ターボ・ディーゼル・エンジンも3つ予定されている。108bhpの1.8ℓがCLA180CDI用、134bhpの1.8ℓがCLA200CDI用、そして168bhpの2.2ℓがCLA220CDI用となるが、当初はCLA220CDIが発売される。

ラインナップのハイライトは、349bhpを発揮する2.0ℓターボ・エンジンで、これは4WDのAMGモデルに搭載されることとなる。

サスペンションは、スポーツとコンフォートの2つが用意され、スポーツはフロントが20mm、リアが15mm落とされる。

また、安全面もEuroNCAPの5スターを確保しているという。

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