CES 2018で見つけた、奇抜なテクノロジー 11選

公開 : 2018.02.10 15:40

ハーマンの形状変更可能なスピーカー

サムソンの子会社であるハーマン・インターナショナルは、ウーバーやリフトといった配車サービスを利用する客が好みのオーディオ設定で音楽を楽しめるよう、設定を変えられるエンターテインメント・システムを開発した。

同社の展示でもっとも印象的だったのは、形状を変えられるスピーカーだ。ユーザーは画像ベースの適性テストを受けて、ハイファイオーディオのブランドであるハーマン・カードンかJBLのどちらが好みか決められる。そして、その結果に合わせてスピーカーの形状が変わるのだ。どのブランドでも差はないと思われるだろうが、コーンの形が深いJBLのスピーカーは超低音が特徴的、というように確かに違いはあるのだ。

ハーマンのもうひとつのコンセプトは、ルーフにOLED(有機発光ダイオード)Moodroofスクリーンを備えたMoodscapeシステムというもので、車内体験の質を高めてくれる。頭上の巨大なテレビで映像体験を楽しめるようになったら、サン・ルーフなんて要らなくなってしまうかもしれない。

実用化はいつから?

OLED Moodroofの技術は確立されているが、自動運転車両用に開発されているため、スペック・シートに登場するのはもう少し先になるだろう。

AUTOCARの評価 ★★★★★★★☆☆☆

クールな技術だが、残念ながらわれわれはサウンドを聴き分けられるほどの良い耳を持っていない。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像