CES 2018で見つけた、奇抜なテクノロジー 11選

公開 : 2018.02.10 15:40

ウェイレイの拡張現実ホログラフィック・ヘッドアップ・ディスプレイ

ヘッドアップ・ディスプレイは段々凝ったものになりつつあり、CESでも数社がフロント・ウィンドウに道順、速度制限などのライブ・データをオーバーレイ表示させる拡張現実ディスプレイ・システムを披露していた。

スイス企業のウェイレイは、フロントガラスに埋め込まれた「スマート・グラス」に画像を投影するシステムを開発した。このデバイスは、正面のHDカメラが収集するデータと地図データとを組み合わせて道順やその他の情報を表示する仕組みだ。

さらに、ウェイレイはソフトウェアメーカーと協力して、最寄りのコーヒーチェーン店がどこにあるかなどを示すアプリを制作しようとしている。

実用化はいつから?

ウェイレイが自動車メーカーや大規模なフリート・カスタマーと交わす取引内容にもよるが、車両の生産段階で特殊なフロントガラスをはめ込む必要があることを考慮すると、2019年半ば頃になるだろう。同社は今年、アプリやジェスチャーで操作できるNavionというアフターマケット向け拡張現実システムを発売する予定だ。

AUTOCARの評価 ★★★★★★★★☆☆

コンピューター・ゲームの中で運転しているような感じがしたが、展示で体験するのと実際の運転ではまた違うはず。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像