メルセデス-マイバッハ、GLSベースのSUV投入か カリナン/ベンテイガに照準

公開 : 2018.02.11 13:40

ベースはMHA MRAからの刷新

新しいマイバッハSUVは、アルミ・スチール製のボディシェルと進化した四輪駆動のシャシーを下位バージョンの新型GLSと共有するが、AUTOCARに寄せられた情報によると、全体的なエクステリア・デザインの微妙な変更と大幅に豪華になったインテリアによって通常の米国製GLSとの差別化がしっかりと図られている。

メルセデス-マイバッハのコンセプトカー(社内ではマイバッハ9と呼ばれる)の開発に携わった社内関係者いわく、これは単に差別化目的の大胆なグリルを持ったスタイリングを予告するものではなく、自動運転機能など生産モデルで提供される高級車の装備をアピールするものだという。

メルセデスの役員はAUTOCARに対して「メルセデス-マイバッハSクラスがあまりに好調なので、われわれは内心、驚いていたんです」と語った。

「そこで、マイバッハという名の差別化を今度はハイエンドのSUVセグメントに拡張します。贅沢で豪華なことにかけては、この新型はほとんど文句のつけようがありません」

新型GLSはメルセデス・ベンツのMHA(モジュラー・ハイ・アーキテクチャー)プラットフォームを採用している。従来のMRAプラットフォームを発展させたもので、新型GLEやGLEクーペなど一連のニューモデルに採用される予定だ。

これにより、車重の大幅な軽量化、48V電源システムの採用、最新鋭のレーダー・カメラ・センサーフュージョン自動運転機能が可能となる。

エンジンについても見ていこう。

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