欧州で売れる「トヨタ・アイゴ」がマイチェン 7/1英国発売 日本未導入車

公開 : 2018.06.12 06:10  更新 : 2018.06.12 11:22

トヨタは、ヨーロッパ専売小型車の「アイゴ」をフェイスリフトし、7/1から英国発売します。1.0ℓエンジンを2ps向上させ、燃費も若干改善。全長3455mm、全幅1615mmというサイズもあって、昨年は2万台超えのセールスを記録!

もくじ

全長3455mm 出力アップ、燃費も改善
過去4年 8.5万台を販売

全長3455mm 出力アップ、燃費も改善

トヨタは、欧州で展開しているシティカーの「アイゴ」をフェイスリフトし、435ポンド(6万4000円)値上げして発売する。

エントリーレベルかつ唯一の3ドアグレードとなるVVTi Xの価格は9695ポンド(143万円)、5ドア版は9995ポンド(147万円)となる。現時点で最上級のX-サイトのセミオートマ車は1万3675ポンド(201万円)だ。さらにそのうえにキーレスエントリーなどを備えたX-クルーシブが今年後半に追加される。最量販モデルとなるのは2番目となる1万1375ポンド(168万円)のX-プレイだ。

アイゴは英国トヨタにとって重要なモデルである。2017年の10万1692台の売り上げのうち、22%(2万2264台)がアイゴだ。これはヤリスに次いで2番目に多い。

そのサイズは、全長✕全幅✕全高が3455✕1615✕1460mm。

今春のジュネーブ・モーターショーで発表され、今年夏に英国で納車を開始。ヒュンダイi10のライバルであるこのクルマには72ps、9.5kg-mの1.0ℓ3気筒エンジンが搭載される。前期型より2ps向上したが、トルクは変わっていない。

このエンジンにより0-100km/h加速は0.4秒短縮され13.8秒、最高速度は161km/hとなった。燃費も24.4km/ℓから25.6km/ℓへと改善している。トヨタはCO2排出量も低減したとしているが、詳細な数値は未発表だ。

これらの環境性能は、新しい燃料噴射システム、高圧縮比、エンジンの摩擦低減によって達成されたようだ。さらに、新たな排気再循環システムによる高効率化や、バランサーシャフトの改善なども行われている。

おすすめ記事