横浜ゴム、韓国クムホとの技術提携解消 株主は中国ダブルスター

公開 : 2018.08.09 16:20

横浜ゴムが、クムホタイヤとの技術提携を解消しました。韓国のクムホは、かねてから話の出ていた中国の同業、ダブルスター社が筆頭株主になったばかり。支配株主の変更に伴い契約が解消されました。

「契約条項に基づき契約解消」

横浜ゴムは、2018年7月6日、クムホタイヤ(KUMHO TIRE Co., Inc.)との間で締結していた技術提携を解消したことを発表した。

横浜ゴムとクムホタイヤは2014年2月15日に、提携の目的と枠組みを定めた「技術提携基本契約」、2014年5月31日に環境対応技術や新たなコンセプトのタイヤなど将来に向けたタイヤ関連技術の共同研究開発を目的として「共同研究開発契約」および「ライセンス及び技術交換契約」を締結。今回クムホタイヤの支配株主の変更に伴い、契約条項に基づいて当該契約を解消したという。

クムホタイヤは、同じく7月6日に中国のタイヤメーカー、青島双星(ダブルスター)が株式の45%を取得。筆頭株主となっている。

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