2013 F-1 第4戦 バーレーン・グランプリ

公開 : 2013.04.22 00:20  更新 : 2017.06.01 01:52

セバスチャン・ベッテルが、バーレーン・グランプリで今季2勝目を上げた。

意外にもポール・シッターとなったのはメルセデスのニコ・ロズベルグ。予選2位はレッドブルのセバスチャン・ベッテル、以下フェラーリのフェルナンド・アロンソ、メルセデスのルイス・ハミルトン、レッドブルのマーク・ウェーバー、フェラーリのフェリッペ・マッサというオーダーだった。但し、ハミルトンはギアボックス交換により5グリッド降格。ウェーバーは前戦中国での接触の原因を作ったとして3グリッド降格。これにより3列目には、ポール・ディ・レスタ、エイドリアン・スーティルという2台のフォース・インディアが並ぶことになった。

オープニング・ラップを制したのは、ロズベルグ。しかし、3周目の4コーナーでベッテルがログベルグをかわして2位に。同じ周回、アロンソもロズベルグをかわして2位に浮上する。しかし7周目、アロンソのマシンがDRSが作動したままの状態になるというトラブルに見舞われる。これで緊急にピットイン。更に9周目、同じトラブルで2度目のピットインとなり、アロンソは大きく順位を落とす。

2位以下の順位はピットストップなどによって変わるが、トップのベッテルはペースを落とすことなく独走。ベッテルが2度目のピットインを行った時点で、2位のライコネンとの差は約8秒。ライコネン、ディ・レスタの2人は2ストップ作戦をとった(他は3ストップ)。

52周目、それまで3位をキープしていたディ・レスタがついにグロージャンに抜かれ4位に転落。5位以下は、この時点で、ハミルトン、ウェーバー、アロンソ、ペレスという順位だった。

53周目、ウェーバーがハミルトンをパスして5位に浮上。翌周、ペレスがアロンソをパスして7位に。そしてラスト2周でハミルトンが再びウェーバーをパスして5位に。ウェーバーはファイナルラップでペレスにもパスされ7位になった。

結局、3周目からトップを守ったベッテルが今季2章目を上げ、ドライバーズ・ポイントの首位を守った。2位、3位にはライコネン、グロージャンとロータスの2台。ディ・レスタは自己最高の4位ながら、表彰台へあと一歩だった。

1 セバスチャン・ベッテル インフィティ・レッドブル
2 キミ・ライコネン ロータス・ルノー
3 ロマン・グロージャン ロータス・ルノー
4 ポール・ディ・レスタ フォース・インディア・メルセデス
5 ルイス・ハミルトン メルセデスAMG
6 セルジオ・ペレス マクラーレン・メルセデス
7 マーク・ウェーバー インフィティ・レッドブル
8 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
9 ニコ・ロズベルグ メルセデスAMG
10 ジェームス・バトン マクラーレン・メルセデス

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