クルマのボディカラー 世界人気は「白」 有彩色は青/赤、小型車に顕著

公開 : 2019.01.23 17:10

欧州 エフェクトが新バリエーション生む

ヨーロッパではほぼ5台に1台がグレー。ブラックに取って代わった2番目に人気のある色だとBASFは説明する。

購入者は、明るいグレーから暗いメタリックのアントラシット(消炭色)まで110種類以上の中から選ぶことができる。

ブルーはさらに多くの選択肢がある。約140もの色数が、ブルーをこの地域で最も多様な色域にしている。2018年には、シルバーを抜き、11%のシェアを持つヨーロッパで4番目に好まれる色となった。

メタリックやパール効果も、クルマの特徴ある外観に大きく貢献。2018年には、全車両の2/3にメタリックやパール系塗料が施された。

クルマが大きければ大きいほど、よりメタリックやパール系塗料が採用される傾向もある。

ブラックやグレーのような暗い色は、ほとんどがメタリック効果を持つように配合され、それにより、明るい色は主にソリッドカラーとなっている。

BASFのコーティングス事業本部オートモーティブカラーデザインヨーロッパのトップであるマーク・グートヤールは、「自動車のエフェクトのあるコーティングは絶えず進化しており、新しく刺激的なアイデアによって形作られています」と述べている。

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