クルマのボディカラー 世界人気は「白」 有彩色は青/赤、小型車に顕著

公開 : 2019.01.23 17:10

北米 今日の無彩色の多様性、将来を見据え

2018年も、無彩色は依然として北米で最も人気のある自動車用カラーであり、北米における生産の約75%を占めた。

無彩色の中では、ホワイトが主導的なポジションを保っている。

無彩色以外では、消費者は、特にピックアップおよびスポーツカーにおいて、レッドに対する親近感の高まりを示した。多様なブルーのカラースペースは、前年とほぼ同じだった。

過去10年間にわたり、クロスオーバー(CUV)は、北米において圧倒的に人気のある車種となっている。CUVは、安全性や運転の利便性などのSUVの特性と、燃費などのその他の利点を有しており、幅広いドライバーに魅力的な機能を提供している。

ここでもホワイトが一番人気で、ブラックとグレーが続く。ブルーとレッドの人気は、同程度。

BASF北米オートモーティブカラーデザインのヘッドであるポール・チョーニーは、「CUVの大きな車体表面をコーティングする際、業界では、車両の使用目的に沿った適切な視覚表現と、それをブランドイメージに結びつけることを目指しています」と述べている。

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