フォード・マスタング・ブリット、本年分は完売 生産期間を2020年まで延長

公開 : 2019.06.27 12:24  更新 : 2019.06.27 20:40

ブリット・マスタングとしては3代目

パワートレインには、シェルビーGT350と同じ大径スロットル・ボディ、オープンエア・インダクション・システム、インテーク・マニフォールドが装備されている。これによって最高出力459psと最大トルク53.5kg-mを発揮(米国仕様は最高出力487ps、最大トルク57.9kg-m)。最高速度はノーマルのマスタングGTの250km/hから262km/hに向上した。

ブリット・マスタングは、昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでイギリスにも上陸。そこでは、この特別仕様車のモチーフとなった映画「ブリット」で実際に使われた1968年型マスタングと共演を果たしている。

2018年1月のデトロイト・モーターショーで初公開されたこのクルマは、公開から50周年を迎えた名作映画の記念モデルとしては3代目にあたる。初代は2001年、当時の第4世代マスタングをベースに製作された。続いて2008年にも、第5世代マスタングのブリット・エディションが登場している。

2018年モデルをベースとするこのマスタング・ブリットのカラーリングは、スティーブ・マックイーンが劇中で運転していた1968年型マスタングに倣ったものだ。この作品は映画史上最高のカーチェイス・シーンが見られることで知られている。

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