V6、3.6L→2.9Lへ　0−100km/hは短縮

マイナーチェンジしたポルシェ・マカン。フランクフルト・モーターショーの公開を前に、マカン・ターボがくわわった。

現在のラインナップではマカンSの上に位置する。

マイナーチェンジ前のマカン・ターボが3.6L V6ツインターボを載せていたのに対し、新型は2.9L V6ツインターボとなる。

最新のカイエン/パナメーラと共通のユニットであり、最高出力は440ps。シャープなレスポンスと高効率化を目指したという。

最大トルクは56.0kgm、7速デュアルクラッチAT（PDK）、4WDの組み合わせにより、0−100km/hタイムは4.3秒となる。マイナーチェンジ前のマカン・ターボ−0.3秒。公表される燃料消費率は8.3−8.8km/L（WLTP）。

新マカン・ターボ　標準/オプション装備

AUTOCARの本拠地がある英国仕様にはPSCB（ポルシェ・サーフェス・コーテッド・ブレーキ）と呼ばれる、タングステンのコーティングが施されるブレーキが標準で備わる。反応と耐用年数、ダスト低減に寄与するとのことだ。

同時に標準のマカンでも、PSCBが選べるようになった。

・改良型エアサスペンション
・トルクベクトリングプラス
・カーボンセラミックブレーキ
・スポーツデザイン・ボディ
は、オプションの設定となる。

・20インチホイール
・LEDヘッドライト
・スポーツエグゾースト
・サラウンド・サウンドシステム
・18ウェイ電動メモリスポーツシート
・アルカンターラのルーフライニング
は標準。

英国では、6万8530ポンド（888万円）となる。同地域ではオーダー受付も始まっている。

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