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試乗ポルシェ・マカン マイナーチェンジ 2ℓ4気筒 エントリーグレードを評価

2018.12.12

100字サマリー

比較的小柄なボディサイズを持つSUVにおいて、ドライビングにこだわるオーナーには、ベストチョイスとなってってきたのがポルシェ・マカン。登場から既に4年が経過しようとしていますが、5年目も、その最有力な選択肢となる実力を備えているのか検証しました。

もくじ

どんなクルマ?
ポルシェが売るクルマの40%はマカン
ディーゼルエンジンは不在
どんな感じ?
ポルシェが推す2.0ℓ4気筒
丁度良いパフォーマンスとシャシー性能
「買い」か?
ベストハンドリングの素のマカン
スペック
ポルシェ・マカンのスペック

どんなクルマ?

ポルシェが売るクルマの40%はマカン

ポルシェにとって、マカンの重要度はどれほどのものか? 近年の販売実績を見ると、その答えが浮き彫りになってくる。5年前、ポルシェはマカンをラインナップしていなかったが、当時の911やボクスター、ケイマン、パナメーラなどを合わせた台数以上に、昨年はマカンを販売しているのだ。2017年では、ポルシェの販売台数の実に40%をマカンが占めている。

まさに、多くのニーズに応えたクルマだといえる。ほとんどのクルマは、往々にしてモデルライフを通して似た販売台数のカーブを描く。販売直後に大きく台数を稼ぐが、新しいライバルの登場やモデルチェンジを控えるにつれ、時間とともに徐々に減少に転じていく。しかし、マカンの場合は話が別。2014年の発売以来、年々販売台数を伸ばし続けているそうだ。

新しいマカンの開発に向けて、この販売傾向を維持することが前提になっているのは、容易に想像できる。恐らく開発資料の文章には、そこだけ赤い太文字が使われていただろう。また、このマイナーチェンジを受けたこのマカンの場合、優れた部分は変更しない、という言葉もドイツ語で記されていたに違いない。その箇所はかなり多そうだ。新しいマカンを見ると、それが伝わってくる。

クルマの雰囲気としては、一新したというより、リフレッシュしたという程度。エクステリアデザインの変更点は、ポルシェ911のデザインモチーフに従った、左右につながったフレームを持つテールライトに、新しいバンパーやLEDヘッドライト、フロントグリル、リアディフューザーなど。大きなコストを要するホワイトボディの変更をすることなく、装備できるものに限定されている。

 
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