東京モーターショー 痛い目に遭わないために 会場間の移動、かなりの時間を覚悟 攻略法は

公開 : 2019.10.26 06:00

注意すべき 新しくできた南棟

東京モーターショーでは、初めての使用となる「南棟」。ここはとても複雑な構造になっている。

会場の声を集めてみた。

南棟に行きたい場合は、まずは西棟を目指せばOK。西と南はつながっていて、「西棟の先に南がある」
南棟に行きたい場合は、まずは西棟を目指せばOK。西と南はつながっていて、「西棟の先に南がある」

「東ホールが完全に使えなくなることで、慣れているはずの西棟の配置も良く分からなくなった。そこに南棟が追加されてさらに複雑に」

「南棟という新しい展示ホールの場所がとても分かりにくい。案内表示が色々な場所にあり迷いまくった。何度もエスカレータをのぼったりおりたり、疲れた。また、南棟の案内表示を見ながら歩いていたのに、いつの間にか『南』の文字が消えていた」

「南3のスーパーカーを見に行きたいと思って案内スタッフに聞いたが、要領を得ない答えで余計に時間がかかってしまった」

と、散々な言われようだが筆者も最初に南棟を目指したときは、かなり迷った。

以下のことを頭に入れて南ホールを目指すことをお勧めする。

ポイント1

南棟に行きたい場合は、まずは西棟を目指せばOK。西と南はつながっていて、「西棟の先に南がある」

ポイント2

南の3・4と西の3・4は2階(正確には4階という名称になる)でつながっている。

途中で「南」の文字が消えていても、いちいち下に降りる必要はない。

有明~青海 どう移動? バス本数増える?

有明エリアと青海エリアはOPEN ROADでつながれており、DRIVE PARKなどのエリアもある。徒歩で移動するにはここを経由するのもいいだろう。

しかし、「とにかく、コンセプトカーや新型車、バイクの展示が見たい!」という人は有明(西・南)と青海展示棟を効率よく回るのが賢明である。

東京モーターショー2019で展示されているトミカ。
東京モーターショー2019で展示されているトミカ。

今回のモーターショー、展示台数は少なくても、待ち時間含め移動に時間がかかるので1日で回るなら割愛しなくてはいけないブースが多数出るのは致し方ないだろう。

また子連れで訪れた場合など、青海展示棟で「限定トミカを買いたい!」(長い時には100分以上待つ)「アウトオブキッザニアで子どもを遊ばせたい」(1~2時間以上待つ場合も)という場合も準備はぬかりなく。

有明~青海間の移動には、以下の3手段がある
1 無料シャトルバスを使う
2 ゆりかもめ(またはりんかい線)を使う
3 歩く(約1.5kmの一本道『OPEN ROAD』)

1 無料シャトルバスを使う

人数の少ないプレスデー(平均して一般公開日の10分の1程度)でさえ、シャトルバスに乗るまで15〜20分以上の時間がかかった。

周辺道路もかなり渋滞しており、会場~駐車場間の無料巡回バスなど利用する場合も、時間に余裕をもって移動する必要がある。主催者にバスの増便はないか問い合わせたところ、

「3〜5分置きに運行していますので、今のところ増便の予定はありません」とのことだった。

ゆりかもめ(または、りんかい線)を使う

筆者の周囲では「結局ゆりかもめ(東京ビッグサイト駅~青海駅)が一番早かった」という声が多く聞かれた。バスと違って渋滞も関係なく時間は確実。

青海駅で降りたらメガウェブでの展示を見ながら青海展示棟に向かうこともできる。雨の日もあまり影響なく移動ができるだろう。

歩く(約1.5kmの一本道「OPEN ROAD」)

天気が良く、時間に余裕があるならばOPEN ROADでの展示(各種移動モビリティや痛車、往年の名車など70台以上を展示)や試乗(小型モビリティ)を楽しみながらの移動も良いかも。

しかし雨の日はつらい……。

なお、閉館時間には十分注意して欲しい。月~土曜は20時までだが日・祝日は18時までだ。

特に今回は、会場が分散されており、前述したように移動にはかなり時間がかかる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

東京モーターショー2019の人気画像