【新型コロナウイルス】マツダ 6月も生産調整を継続 計画台数は5月の2倍以上へ

公開 : 2020.05.20 16:31  更新 : 2020.05.20 16:33

「マツダ」の6月の生産計画が明らかに。昼勤のみとなりますが、国内の全4工場が、稼働休止日を設けずに生産を行います。日本・メキシコ・タイの合計生産台数は、5月と比べて2倍以上に増える計画です。

休止日は設けずに、昼勤のみで

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、マツダは3月下旬から生産調整を行ってきたが、これを6月も継続すると発表した。

マツダは現在、同社が活動する各国・地域において、段階的に営業を再開しているところだ。新車の供給については、一時的にデリバリーを止めていた在庫(工場、洋上、港頭、販売店)を需要に合わせて送り出しているほか、生産量も順次増加させている。

6月も生産調整を行うと発表したマツダ。6月4日には、小型SUV「マツダCX-3」の1.5Lガソリン車が発売されるほか、新しいボディカラーと新装備も追加される。
6月も生産調整を行うと発表したマツダ。6月4日には、小型SUV「マツダCX-3」の1.5Lガソリン車が発売されるほか、新しいボディカラーと新装備も追加される。

6月の生産については、日本の全工場で、全日昼勤のみとしながら、休止日程を設けずに操業していくという。

またメキシコ工場(Mazda de Mexico Vehicle Operation)は、4月から5月にかけて操業を休止してきたが、6月より再開することを決定。

同社の国内生産拠点は、広島に宇品第1/第2工場、山口県に防府第1/第2工場を設けているが、このうち宇品第2工場、防府第2工場では5月に休止日を設けていた。

地域との繋がりが深いマツダは、「ご協力いただいている地元のお取引先さまへの取り組みとして、当社の生産調整による影響を最小限にするために、雇用維持や資金繰りなどの協議を継続してまいります」と発表している。

なお、主要な生産拠点である日本、メキシコ、タイにおける6月の生産計画台数の合計は、5月と比較して2倍以上を想定しているという。

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