【新旧比較】スバルBRZ新型、先代(初代)からどう変わった? 判明した数値を比較 若年層向けも希望

公開 : 2020.11.20 11:50  更新 : 2021.10.13 12:18

装備も充実、価格もアップするのか?

その他、細かい部分ではルーフ、フード、フロントフェンダーに軽量なアルミを採用し、排気量アップや安全装備の充実による重量増を抑制。

前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現して運動性能を向上させている。

新型BRZのタイヤサイズは従来型と同じく215サイズとなっているが(215/45R17か215/40R18)18インチにはミシュラン・パイロットスポーツ4がおごられる。
新型BRZのタイヤサイズは従来型と同じく215サイズとなっているが(215/45R17か215/40R18)18インチにはミシュラン・パイロットスポーツ4がおごられる。    スバル

タイヤサイズは従来型と同じく215サイズとなっているが(215/45R17か215/40R18)18インチにはミシュラン・パイロットスポーツ4がおごられる。

排気量アップ、安全装備の充実、インフォテイメントシステムの採用、外板部品のアルミ化、ハイパフォーマンスタイヤの装着と、ここまでの変更点を見る限り価格のアップは避けることはできないだろう。

新型BRZの最も装備が充実したグレードでは、従来型の最も高価なグレードである「STIスポーツ」の6速AT車の365万7500円を上回る可能性もあると見る。

ちなみに現在発表されているのは「プレミアム」と「リミテッド」の2グレードであるが、北米スバルのグレード体系は何も名称のつかないスタンダードから始まり、「プレミアム」、「スポーツ」、「リミテッド」、「ツーリング」と価格が上がっていくことが多い。

装備充実の最上級グレードが高額になるのは一向にかまわないが、新型BRZにほれ込んだ若いユーザーのためにも、従来型の「Rカスタマイズ・パッケージ」のように普段乗りに必要な最小限の装備だけを残した「素材」のような安価なグレードも継続設定していただきたいものだ。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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