【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 10~12月

公開 : 2021.01.25 06:25  更新 : 2021.01.25 09:40

メルセデス・ベンツEQS

メルセデスのラインナップ拡大により、モデル総数は50台を超え、EVフラッグシップである新型EQSのようなモデルがさらに増えていくことになる。SクラスのEVと考えれば、EQSの核心がよくわかる。

航続距離は700kmで、ポルシェタイカンに匹敵するパフォーマンスを目標としている。メルセデスのオーラ・ケレニウス社長は、EQSは高級感、快適性、安全性の面で「ベンチマークを設定する」とも語っている。

メルセデス・ベンツEQS
メルセデス・ベンツEQS

しかし、メルセデスのラインナップの成長は今、ピークを迎えているようだ。昨年3月、研究開発部門のトップであるマルクス・シェーファーは、EVのラインナップを展開した後、「現在のラインナップを間違いなく見直しています。クルマのバリエーションだけでなく、プラットフォーム、パワートレーン、コンポーネントなども含めて、合理化を図ります」と語った。

ポルシェ911カレラT

ポルシェは先代の911 Tと同様に、無駄を省いたこのモデルを再投入することで911のラインナップに妖精の粉をかけようとしている。この「基本に戻った」911は、軽量なウィンドウとドアオープナーストラップ(GTカーと非常によく似ている)を採用し、サスペンションを低くし、後輪ステアリングもオプションで用意される。

ロールスロイス・ゴースト・ブラックバッジ

他のモデルと同様に、最新のゴーストには威嚇的なブラックバッジ・エディションが用意されている。クロームメッキをすべてブラックにするほか、パワーを追加することで、(比較的)普通のゴーストとの差別化を図っている。

ロールスロイス・ゴースト
ロールスロイス・ゴースト

スコダ・コディアック

フラッグシップモデルのvRSコディアックは、排出ガス規制のため最近販売を取りやめたが、フェイスリフトの一環としてエンジニアリングの改良が行われ、2021年に復活することになっている。今回のアップデートでは、最新のソフトウェアを搭載した車載システムの採用や、スタイリングの変更なども行われる。

スコダ・コディアック
スコダ・コディアック

テスラモデルSプレイド

テスラはモデルSに第3のモーターの追加し、必要とされていたハイパフォーマンスモデル「プレイド」を完成させる。最高出力1115ps、最高速度320km/h、0-97km/h加速2.0秒を達成する。この加速力でも意識を保つことができれば、一度の充電で837kmを走行可能だ。価格は13万980ポンド(1857万円)からと、ワープ係数は決して安くはない。

テスラ・モデルSプレイド
テスラ・モデルSプレイド

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