【珠玉の名車、岡山に】西日本最大のクラシックカー・ラリー ベッキオ・バンビーノ・プリマベーラ

公開 : 2021.05.03 11:45  更新 : 2022.11.01 08:55

岡山プラザホテルで表彰式

PC競技はV部門(ヴィンテージ&ヒストリック~1965年)、C部門(クラシック&モダンクラシック~1979年), E部門(エキゾティック&スーパーカー1980年~)の3クラスに分けられ、それぞれで入賞者が表彰された。

V部門は1957年ロータス7シリーズ1を駆る新谷組が、C部門では1969年シボレーコルベットに乗る長谷川組、C部門は1996年フィナBMW 318ラリーで参加した那須組が優勝を果たした。

チェックポイントでは見学者からの募金を集められた。
チェックポイントでは見学者からの募金を集められた。    Vecchio Bambino

「ベッキオ・バンビーノ」のもうひとつの目的であるチャリティ募金活動は、「YMCAせとうち」と「おかやまバトン」が協力。両団体の活躍もあり参加者と訪問先での募金は116万26円を集めることができた。

集まった浄財は、後日実行委員会が責任をもって山陽新聞社会事業団と上記協力2団体へ、交通事故遺児の就学支援・被災地への支援金として寄付・寄託される。

次回の「ベッキオ・バンビーノ」は、10月第一週末に秋季大会となるAutunno/アウトゥンノ(イタリア語で秋を意味する)の開催が予定されている。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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