【丸い窓で、車中泊】軽キャンパー、インディ108 軽トラック・ベースとは思えない内装

公開 : 2021.07.09 06:25  更新 : 2021.10.11 11:31

本格装備で、エントリークラス?

実用性もよく考えられたインディ108は、かさばるシートマットを壁面に立てて固定することもできる。広がったスペースには、たくさんの荷物が積めることに。

また、天井を囲むようにオーバーヘッド・キャビネットが設置されているので、そちらにアウトドアライフに必要なモノを収納することも可能。荷物の出し入れに便利な、車体後部のバゲッジドアはオプションだ。

ポップアップルーフ・ベッドは、ベッドサイズが2100×1170mm。キッチンや、丸窓、集中スイッチパネルの写真も撮影することができた。
ポップアップルーフ・ベッドは、ベッドサイズが2100×1170mm。キッチンや、丸窓、集中スイッチパネルの写真も撮影することができた。    高桑秀典

室内には、2か所のLED照明を配置。サブバッテリーの状態確認・各設備の電源は、すべて集中スイッチパネルからチェックおよびON/OFFが可能。

キッチンサイドには、外部電源接続時に通電するACコンセント、DCソケット(オプション)、FFヒーター(オプション)の操作パネルが配置されている。外部電源をつなげれば、車内で100V製品の使用が可能である。

エクステリアも個性的で、4色のパネルカラーと4パターンの迷彩デザインから選ぶことができる。車両後部には、オプションのバックカメラまでしっかり装備されていた。

300万前半~という価格設定(315万1150円~357万6100円)で、気軽に使うことができる「インディ108」は、“本格キャンピングカーの装備がリーズナブルなプライス”で手に入る魅力的なエントリーモデルなのだ。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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