ミニ・カントリーマン・クーペをスクープ

公開 : 2012.06.22 14:04  更新 : 2017.06.01 00:55

これはミニ・カントリーマン・クーペの最新のスクープ・ショットだ。カントリーマン・クーペは、2011年のデトロイト・モーターショーでペースマンとしてコンセプト・モデルが発表されたが、来年、5ドアのカントリーマンと一緒に販売が行われる予定である。

ミニは当初、そのネーミングについてペースマンという名前を使うこととしていたものの、カントリーマンの名前が確率されたためにカントリーマン・クーペとして販売することにしたと関係者は明かしている。

そのスタイリングは、プロトタイプのペースマンのフォルムが忠実に引き継がれている。それは、バルクヘッドまではカントリーマン5ドアと同じで、そのプラットフォームも共有する。ウインドスクリーンもほぼ共通で、その高さが20mmほど削られているだけだ。

但し、スクリーンから後方は、カントリーマン・クーペ独自のスタイリングとなる。フロント・バンパーは20mmほど短くなってはいるが、その長さは4110mmとカントリーマン5ドアよりも長い。そのため、荷室スペースが小さくなることはなさそうだ。また、大部分のクーペとは異なり、カントリーマン・クーペはレッグルームもヘッドクリアランスも犠牲になることはない。

上に動かされたウエストラインと、他のミニ・ファミリー同様の帽子のようなルーフ・ラインを持つ、ルーフ、ウインドー、ボディ・サイドという3層構造のデザインだが、サイド・ウインドーは他のモデルよりも小さくなっている。Cピラーは、ガラスが回り込んだような印象を与えるために、ガラスと同色にペイントされている。

垂直なシャトルラインとシート・メタルが他のミニと異なる印象で、柔らかく流れるようなルーフ・ラインがその特徴だ。また、サイドの垂直なテールゲートまわりをペイントワークによって区別するという現行のカントリーマン・スタイルは廃止されている。

カントリーマン・クーペは、これまでで最も高価なミニとなる予定で、それに合わせてエンジンも最も強力なバージョンが搭載される予定である。

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