性能はスポーツカー並み? 3列7人乗りの大型電動SUV 航続700km以上の長距離ランナー、2024年発売へ

公開 : 2023.11.17 18:45

高級感と実用性を重視したインテリア

「お客様は、広さと操縦性、高級感と多用途性、そのすべてがシームレスに統合され、ルーシッドの運転体験と航続距離を備えた1台の驚くべきクルマに、前例のない組み合わせを見出すでしょう」とローリンソン氏は言う。

アプローチアングルやデパーチャーアングル、最低地上高については明言しなかったが、「ゼロ・グラビティ」というエアサスペンション技術により、「オンロードにもオフロードにも対応する能力」を備えているという。

ルーシッド・グラビティ
ルーシッド・グラビティ    ルーシッド

2列目と3列目のシートはフルフラットに折りたたむことができ、トランク容量は最大3171Lとなる。前席のシートバックには折りたたみ式テーブルが設置され、移動中に作業をすることができる。

ダッシュボードは34インチの曲面有機ELディスプレイで占められており、主要機能を操作するパイロットパネルが装備される。走行中にドライバーが注意力散漫にならないよう、3つのスクリーンのうち2つをシャットダウンし、必要な運転情報のみを表示する「デトックスモード」も搭載されている。

グラビティは、米国では2024年後半に8万ドル(約1200万円)以下で発売される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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