Juju(野田樹潤)ブログ

2025.12.19

【Juju(野田樹潤)ブログ】第123話:トリプルヘッダーの最終ラウンド、 シーズンを戦い抜きました!

年初の自分との違い、成長を実感!

最終の第12戦は22位からのスタートでした。2周目の1コーナーで三宅淳詞選手のインに飛び込んでオーバーテイク! その後、ピットインのタイミングを窺っていると、クラッシュからセーフティカーが入ったので、急いでピットに向かいました。

いかにタイヤを持たせるかを考えたセッティングもしていかないと。

レース再開で私の後ろには可夢偉選手、ラスムッセン選手、そして大嶋和也選手がいました。そのあとは彼らとのバトルを繰り返し、最終的には20位でフィニッシュとなりました。

レース後半は思うようにペースを上げられませんでしたが、それでもディフェンスでもすぐに抜かれてしまうのではなく、いいバトルができたのではないかと思いました。

チームとのやりとりでフォーミュラeでの経験が活かせたことも。そのお話もまた詳しく書きますね。

今年はチームを立ち上げるところからはじまり『予選Q2進出!』を目標にがんばってきましたが、残念ながらその目標は達成できませんでした。でも新車を組み上げて今年初めに参加した鈴鹿テストのときと、今回の最終ラウンドでは、マシンの状態も私の自信も違っており、成長を実感できています。

じつは体調が悪かったのですが、走っているとアドレナリンが出てラクになるのです。

来シーズンのことはまだ決まっていませんが、私としてはスーパーフォーミュラ参戦を継続したいと思っています。この1年で学んだことや見えてきた課題があるし、もちろん悔しさもたくさんあります。また来年もここでレースができるのであれば、強くなって帰ってきたいと思っています。

いつも感謝しています。みなさんの応援を力に、来シーズンもがんばります!

私たちのレース活動をずっと応援してくれているファンの方たち、そして活動を支えてくれているスポンサーの皆さん、本当にありがとうございました。引き続き私たちのチームを応援してください!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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