Juju(野田樹潤)ブログ

2025.12.19

鈴鹿での最終戦を終え、スーパーフォーミュラ2025年シーズンを無事に走りきったJuju。一年前の今頃では考えられなかった、悲喜こもごも、濃密な日々でした。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第123話:トリプルヘッダーの最終ラウンド、 シーズンを戦い抜きました!

もくじ

2連続の予選で悪い流れを断ち切る

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2連続の予選で悪い流れを断ち切る

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。

今回は10月末にスペインで開催されたフォーミュラEのテストに参加したことをレポートしようと思っていたのですが、先にスーパーフォーミュラの最終ラウンドについて書きますね。

フォーミュラEは12月のSFのテストのあと、少しゆっくりできるタイミングでレポートをしようと思います。

鈴鹿サーキットは3月の第1、2戦で経験済みではありますが、あの時は出来立てほやほやのマシンでした。

さて、鈴鹿サーキットで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終ラウンドです。今回は11月22~23日に鈴鹿サーキットで開催されたのですが、なんと3レースをこなすスケジュールになっていました。

というのも、霧の影響で中止になってしまっていた前戦(第10戦富士)の決勝を日曜日の午前中に行うという変則的な予定だったからです。

1年間戦って、進化したマシンとチームで鈴鹿に帰還のつもりでしたが、なかなかうまく合わなくて……。

21日は午前中に第11戦と12戦の予選、そして午後に11戦の決勝レースが開催されました。

チームみんなで試行錯誤。いつも感謝しています。

前日の練習走行では持ち込みのセッティングの感触が悪く、まるでグリップ感がありませんでした。それを修正しつつ、2回の予選に挑みました。11戦は悪い流れを断ち切れずに21番手。続く12戦の予選は22番手でしたが、インターバルの間に行ったセッティング変更により少し良い兆しが見えました。

12戦の予選の前に、「どっちにしてもだめなら、思い切って行こう!」って変えたのが良かった!

午後のレースでもスタートしてみるとマシンのフィーリングは良かったです。そして、9周目に入ったところでアクシデントがあったようで、全車が一斉にピットインするという事態になりました。チャンス到来です!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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