【AUTOCAR BAZAR】思わず妄想 スペシャルカラーの跳ね馬 フェラーリ488スパイダー

公開 : 2024.03.26 16:05

・文句なしのかっこよさ
・スペシャルカラーの右ハンドル
・高くならないうちに

もくじ

今のうちに
基本情報
店舗情報

今のうちに

静態していても文句なしにカッコイイ。それがスペシャルカラーであるブルーコルサを纏ったフェラーリ488スパイダーを見たときの素直な感想だ。

昨今のフェラーリ謹製スパイダーは、ルーフを閉めることでクーペと同じ快適性と遮音性を有することになる。そのため、ついついクローズドボディで走りたくなるが、やはりオープントップV8スポーツカーの488スパイダーは屋根がない姿が正装なので、いつ如何なるときにもメーカーが謳う爽快なドロップトップドライビングプレジャーを楽しむのがオーナーとしての責務となるだろう。

1947年に発表された125Sの時代から、フェラーリ謹製スパイダーのエクステリアデザインの中にはアグレッシブさとセクシーさが共存している。

488GTBのオープンバージョンとして2015年9月のフランクフルト・モーターショーで発表された488スパイダーもその文法通りにデザインされており、REGAL MOTORSのショールームで程度のよさを確認していたら、独りでオープンエアドライブや本格的なサーキット走行を楽しんでもいいし、大切な人とドライブデートを楽しんでもいいな、などとアレコレ妄想してしまった。

REGAL MOTORSのスタッフである清水さんによると、ここ最近、右ハンドル仕様のフェラーリをチョイスする跳ね馬好きが増えているらしく、ボディカラーがロッソ・ムジェロの右ハンドル488スパイダーもストックしているのだという。

少しダークな色合いのロッソ・ムジェロのほうが妖艶な雰囲気なので、夜のドライブデートをメインの使い方にするのであれば、昼間に本領を発揮しそうな健康的なブルーコルサではなく、大人な照明で下で映えそうなロッソ・ムジェロを買ったほうがいろいろ有意義なのかもしれない。

古くからの自動車趣味人は右ハンドルの輸入車に対して抵抗があるかもしれないが、いまやドライビングポジションで違和感を懐くことはない。

日本の交通環境の中では国産車と同じ乗車位置のほうが使いやすいので、ずっとメルセデス・ベンツやBMWに乗ってきたが、そろそろフェラーリのオーナーになりたいと思っている方にとって、右ハンドル488スパイダーはベストな一台となるはずだ。

直近の相場は、税込支払総額が3000~3500万円で、けして安くはないが、これ以上お高くならないうちにゲットしておくべきだろう。

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基本情報

消費税込み総支払額

3452万2000円

消費税込み本体価格

3408万円

車検日

2025年8月

年式

2018年

距離

1.6万km

トランスミッション

セミAT

ボディカラー

ブルーコルサ

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店舗情報

店名

REGAL MOTORS

住所

東京都練馬区貫井4-16-10-1F

営業時間

10:00-20:00

定休日

不定休

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記事に関わった人々

  • 執筆

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 撮影

    小川亮輔

    Ryosuke Ogawa

    1986年生まれ。幼少期から父親の影響でクルマに惹かれている。独身時の愛車はシボレー・コルベットC5 V8 5.7Lのミレニアムイエロー。現在はレンジローバーV8 5.0L(3rd最終型)に家族を乗せている。2022年、SNSを通してAUTOCAR編集部の上野太朗氏に発掘される。その2日後、自動車メディア初仕事となった。instagram:@ryskryskrysk

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