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お手頃ドライバーズカー選手権(5) 決勝戦

2017.09.18

100字サマリー

皆さんお待ちかね、今年の軽量級ドライバーズカーの王者が決まる決勝戦です。注目は、今年の新顔であるシビックR、迎え撃つは、欧州の名だたるホットハッチたち。最新は最良か、それとも先輩が一日の長を示すのか。いよいよ、ゴングです。

もくじ

FF+MTと4WD+DCTが2台ずつ
注目の的は最新のタイプR
サーキットで見えなかったシビックの欠点
ホットハッチが忘れていた「一体感」
ターボラグは許容範囲内
操舵フィールはシビックの圧勝
最新は最良だった

FF+MTと4WD+DCTが2台ずつ

さあ、いよいよ4台のホットハッチが激突する決勝ラウンドの開始だ。FFもあれば4WDもあり、先進のDCTもあれば定番のMTもある。名門ともいえる定番と、野心的な後発が2台ずつ。最強のホットハッチを決めるのにふさわしい顔ぶれだ。


ホンダ・シビック・タイプR、メルセデス-AMG A45、プジョー308GTi、そしてフォルクスワーゲン・ゴルフR。これは、単に今年のセグメントベストを決めるだけの戦いではない。もっとも直接的なライバル同士のバトルロイヤルだ。

そして、もしこれが、単にハイレベルなドライバーズカーを選んできただけならば、それぞれどこがどう違うのかという興味を満たすだけで済むのだが、ここまでの予選ラウンドにお付き合いいただいた後で再びいちいち解説するのは蛇足のような気がする。

というわけで、いきなりだがここまでの公道とサーキットでの予選を勝ち抜いた4台で南ウェールズへ向かう。いつもの山坂路で、今年の手頃なドライバーズカーの王者を決めよう。

どのクルマにもチャンスは十分にある。普通に考えれば、270psで£29,000(439万円)のプジョーと381psで£42,000(635万円)のメルセデス-AMGでは勝負にならないと思うところだが、これは通り一遍の比較テストではない。われわれが知ろうとしているのは、現実的な領域でドライバーにアピールする魅力であり、それぞれの価格を考慮したうえでの満足度だ。お手頃、と言っても、それは価格が安ければいいというものではない。高価なクルマでも満足度が高ければ、安くてつまらないクルマより「コスパ」がいい、ということになる。

 
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