カーレビュー

2018.01.09

メガーヌ新型、VWゴルフ7.5 シャシーの違いを “深掘り”

ルノー・メガーヌGT/フォルクスワーゲン・ゴルフTSIハイライン

テスト日 : 2017年12月20日

価格 : 3,340,000円/3,319,000円

文・佐野弘宗 撮影・花村英典 

メガーヌ 走行モードで4WS変化 オススメは?

対して、4コントロールの制御まで変わるメガーヌGTは、走行モードによる味わいの変化は大きい。パワステが軽く、さらに低速では逆位相が効きまくるコンフォートやニュートラルモードは肉体的負担が少ないが、ルノーらしい人車一体感を重視するなら、少なくとも四輪操舵だけはスポーツモードが好ましい。スポーツモードでは80km/hという高速まで逆位相なのだが、同時に後輪の操舵角が全体に小さいようで、速度を問わずにクイックさよりズシッと重厚な安定感が先立って、比較的自然な手応えと、それなりに俊敏なレスポンス、そして高速での絶大な安定感が共存する。

よって、個人的には、どんなシーンでも四輪操舵だけはスポーツモード固定がオススメである。もっとも、コンソールのR.S.ボタンを押すだけでは、すべてがスポーツモードになり “山坂道専用” になってしまうが、各制御が個別設定できるパーソナル(Perso)モードを使えば、パワートレインを標準のニュートラルモードにしたまま、四輪操舵だけをスポーツモードにすることも可能だ。

こうしたセッティングはあくまで一例で、各部の制御の組み合わせをじっくり吟味しながら自分好みに追求していくのも、新型メガーヌGTにおける知的な楽しみのひとつだ。
 

 
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