カーレビュー

2017.11.25

「さらば、ジムニー」 レンジローバーとオフロード対決

スズキ・ジムニー/レンジローバー

テスト日 : 2017年11月15日

文・ダン・プロッサー 

編集部より

スズキの小型四駆が20年の歴史に幕を閉じようとしています。ジムニーとレンジローバーをオフロードで競わせ、ジムニーの有終の美を飾れるかどうかを見極めます。

もくじ

スズキ・ジムニー 20年の歩み
レンジローバーと戦わせよう
どうせジムニーは負けるだろう
真のオフローダーとしての資質
ジムニー、ケーターハムっぽい?
中古のジムニーを手に入れるには?

スズキ・ジムニー 20年の歩み

まず何よりもそのルームランプに惹きつけられる。

ジムニーのルームランプは天井板にぴったりくっついているタイプではなく、透明なプラスティック製のいかつい塊が不格好に突出して取り付けられている。

ルームランプの他にも脆いプラスティック製のダッシュボードや薄く擦れたカーペットなど、すべてが過去の時代のものだ。

この奇妙な小型車のキャビンはグレー1色で、近代的なものが何ひとつない。

実際、キャビンの中はどこもかしこも滑稽なほど古臭い。今でも手動のヒーターコントロールを製造できるサプライヤーがあるとは誰も思わないだろう。

だが、ここにあるのは昔懐かしい内装をした2017年製の新車なのである。

かつてこの小型オフロードカーが新モデルとして投入された頃は、おそらく最新式のクルマとして華々しく登場したことだろう。

3代目ジムニーが発売されたのは何と20年も前のことなのだから。その後の長い年月の間、四駆のサブ・ジャンルが誕生したり、ルームランプが品よく天井にはめ込まれたりするなど、周りがどんどん変わっていくのを困惑しながら見守ってきたのだ。

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