海外試乗

2018.10.17

試乗 クラシック・ミニEV 35年前のシャシーを電動化

スウィンドン・クラシック・ミニEV

編集部より

スウィンドン・パワートレインは1983年製ミニのガソリンエンジンを電気モーターに乗せ換え、現代に蘇らせました。さらなる洗練が望まれる部分もありますが、モーターのトルクと改善された重量配分により、活発な走りを見せてくれました。

もくじ

エンジン開発スペシャリストが作ったEV
理路整然とした改造
35年前のシャシーに綺麗に一体化
重量配分と重心高が改善
広さは十分 音に違和感も
今後さらにリファインへ
番外編1 2輪のEV
番外編2 もう1台のミニEV

エンジン開発スペシャリストが作ったEV

スウィンドン・パワートレインは電気自動車のプロジェクトなど最もやってなさそうなところのひとつである。1971年創立のこの会社は、長い間機械エンジニアリングの中でも最も機械的なことを行ってきたエンジン開発のスペシャリストである。

2010年からはフランス人エンジニア、ラファエル・カイユの所有となっているが、彼はこの20人の会社を「高効率パワートレインのスペシャリスト」と称している。そのビジネスはティア1、ティア2のサプライヤーが新しいエンジンコンポーネントを開発するサポートであり、コンピュータシミュレーションからプロトタイプパーツの製作、実証試験まで多岐にわたる。

スウィンドン・パワートレインは、「無印」のTOCA4気筒エンジンのサプライヤーとしても非常に有名だ。このエンジンは英国ツーリングカー選手権で半数近くのクルマが採用している。スウィンドン・パワートレインはガソリンエンジンが中心で、4年間でミニの古いJCWモデル用のエンジンを1万7000基製作しており、ソリッドビレットからマクラーレンP1エンジンのクランクシャフトを製造する仕事もしている。

つまり、EVに興味があるなんて誰も思わない会社なのだ。しかしカイユの考えは違っていた。技術部長のシルバン・ルビオと下したちょっと考えられない決断は、古いミニをEVに仕立て上げるというものだった。

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