[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

ジャガーXE SVプロジェクト8 試乗 史上最強のジャガー製ロードカー

2018.10.30

100字サマリー

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで、4ドア量産型セダン・カテゴリーのラップレコードを打ち立てた、最高出力600psを誇るスーパーサルーン、ジャガーXE SVプロジェクト8。限定300台のスペシャルマシンが、一般道ではどんな走りを披露するのか、風光明媚な英国中西部で確かめました。

もくじ

どんなクルマ?
乗るなら晴れた週末に
どんな感じ?
ジャガーのロードカーとして過去最強
刺激的なドライビングの見返り
「買い」か?
サーキットを楽しみたいなら
スペック
ジャガーXE SVプロジェクト8のスペック

どんなクルマ?

乗るなら晴れた週末に

今年の5月にポルトガルで試乗して以来、ジャガーXE SVプロジェクト8に対する疑問は消えないままだった。

前例にないほど高次元のメカニカルグリップを備え、サーキットでも通用するハンドリングを備えた4ドアサルーンだということは明確。しかし俊敏性とレスポンスを突き詰めたクルマが、起伏の激しい英国の典型的な郊外の道で、充分に堪え忍べる乗り心地を得られているのかどうか。その答えを、自然豊かな山岳地帯につづら折りの道が続く、北ウェールズで確かめた。

ジャガーXE SVプロジェクト8はこれまでにないスーパーサルーンだということは、既に5月の試乗記でご存知かと思う。左ハンドル車のみで、生産数は全世界で300限定となる。この手のクルマの多くは、毎日乗ることを前提に、スーパーカー顔負けの直線加速を披露する程度のモデルが多いが、プロジェクト8は違う。あくまでも平日はガレージにしまっておき、晴れた週末のみ、そのポテンシャルを発揮するクルマ。価格は14万9958ポンド(2219万円)で、ライバルとなるような他メーカーのスーパーサルーンより、高めの設定。

トラックバックというオプションを選択すると、4ドアボディにも関わらずリアシートが取り外され、ハーフ・ロールケージが組み付けられる。さらにフロントシートはカーボンファイバー製のコアを持つバケットシートになり、4点ハーネスも付いてくる。そして車両価格はさらに1万ポンド(148万円)が上乗せされる。

今回の試乗車には、残念ながら、そのオプションは選択されていなかった。

 
最新試乗記