海外試乗

2018.11.28

新型プジョー508 SW試乗 スタイル自慢のステーションワゴン 走りも好印象

プジョー508 SW ピュアテック180 GTライン

テスト日 : 2018年11月23日

価格 : 3万2830ポンド(485万円・見込み)

文・サイモン・デイビス 

編集部より

モデルチェンジを果たした「プジョー508」に、実用性の高いステーションワゴンが登場。フランス流のスタイリッシュなデザインをまとい、サルーン以上の魅力があると評価されています。ポルトガルの道で、その仕上がりを確かめました。

もくじ

どんなクルマ?
フランス流のオシャレなステーションワゴン
どんな感じ?
改善したiコクピットに広い荷室
サルーンと変わらぬ好印象な走り
ATのセッティングに “ひとこと”
「買い」か?
引き立つステーションワゴンとしての魅力
スペック
プジョー508 SW ピュアテック180 GTラインのスペック

どんなクルマ?

フランス流 オシャレなステーションワゴン

プジョーのデザイン部門は、プジョーとはどんな自動車メーカーであるべきなのか、よく理解しているのだろう。508のファストバック・スタイルをまとった4ドアサルーンは、フランス流のオシャレさに溢れた好例だと思うけれど、このステーションワゴンは、わたしの目にはさらに格好良く映っている。ブラボー!

ルックスの良さとは関係なく、フランスのプジョーがDセグメント・モデルにステーションワゴンを投入することは、必然的なものだった。なにしろ広域なヨーロッパ市場において、Dセグメントの場合では、ステーションワゴンが占める割合が60%も占めているのだ。日本ではステーションワゴンの人気は陰りがちながら、特にドイツでは今も根強い人気がある。

ステーションワゴン・ボディの508 SWが初めてお披露目となったのは、今年のパリ・モーターショー。全長はサルーンよりも30mmほど伸びて4778mmになっているが、その大部分はボディ後半に充てがわれている。ルーフラインの変更に伴い全高も17mm高くなり、ボディマスが大きくなったことで、車重は40kgほど増加。このボディ拡大は、基本的にはラゲッジスペースの拡大に繋がっている。過去にはステーションワゴンの方がサルーンよりもラゲッジスペースが狭い、という例もあったけれど。

荷室フロアは、サルーンよりも25mm長くなり、リアシートを立てた状態のラゲッジスペースはサルーンの487ℓから530ℓへと増えている。ちなみにプジョーによれば、BMW 3シリーズ・ツーリングのラゲッジスペースは495ℓで、メルセデス・ベンツCクラス・エステートは490ℓとなり、大きさでは勝っているようだ。さらに2列目を畳めば、1780ℓにまで容量を増やせる。

実用性が高まった分、エクストラコストも必要になる。英国価格はまだ決定していないそうだが、プジョーによれば、サルーンよりも1600ポンド(23万円)前後は高くなる見込みだという。英国の場合、180psの最高出力を持つGTラインが最も人気なグレードになると思われる。その場合、オプションなどを含めないまっさらな価格は、3万2830ポンド(485万円)程度を見ておけばよいだろう。

早速、このオシャレなパリジェンヌをポルトガルの道へ連れ出そう。

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