[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

試乗 ジープ・コンパス・トレイルホーク 走破性高いが必要か?

2019.06.20

どんな感じ?

予想以上のオフロード性能

全体に細かい変更点は多数あるものの、その運転感覚は通常のコンパスと大きな違いはない。今回のテストはウエットなイタリアの公道で行われたが、そこで感じられた最大の違いはタイヤだ。オールシーズンのオフロード用タイヤのグリップは良好だが、ドライ路面ではその違いは小さい。ホイールのが小径化されたことにより加速性能は若干向上している。

トレイルホークのパフォーマンスは満足のおいくもので、38.7kg-mのトルクはこの車重に対して十分だ。低回転域では静かだが、アクセルを踏み込むと高回転域ではそれなりの音量を発する。9速目のギアは巡航向きで、静かで快適な走りが可能だ。

車高が引き上げられた他はそのサスペンションに手は加えられておらず、荒れた路面ではやや物足りない。鋭い段差では落ち着くまでに若干の時間を要するものの、ボディロールは良く制御されている。ステアリングは敏感で、フィーリングは良好だが中立に戻ろうとする感覚はやや人工的だ。しかし得意分野のオフロードではおおくの人が想像する以上の能力を見せてくれる。

ブラックを中心とするキャビンはやや暗い印象だ。そして質感も物足りない。組み付けの誤差も大きいが、その点についてはあまり重視されていないのだろう。

 
最新試乗記