まさかの2台持ちも!? グランドチェロキーLとコンパス ジープ共通のDNA それでもカブらぬ2台

公開 : 2022.02.28 18:00

2台持ち……あり得ないかもしれませんが、あえて想像することで、グランドチェロキーLとコンパスの独自の魅力と共通点が見えてきました。

もくじ

正統派、3列目シートを獲得
カジュアルで軽快なコンパス
共通、でもカブらない2モデル

正統派、3列目シートを獲得

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan

ジープ・グランドチェロキーがフルモデルチェンジを果たした。

新型のスタイリングはひと目でジープの一族とわかる正統派の佇まいを持つ。

ジープ・グランドチェロキーL サミット・リザーブ

横方向からの眺めも奇をてらったところがなく、伝統的なジープらしさが感じられる。

だが先代に比べるとホイールベース、そしてリアオーバーハングが延長されていることがわかる。

それもそのはず、車名に含まれるLというアルファベットが示している通り、日本に導入が開始された新型グランドチェロキーLはロングホイールベースモデルなのである。

また延長されたボディ後半部分はラゲッジスペースの拡大にも効いているが、標準装備となる3列目シートのための空間も生み出している。

実際にリアドアからアクセスする3列目シートは、無理やり付け加えたようなものとは違う実用的な装備だったのである。

新型グランドチェロキーLはドライバビリティにおいても、そしてADASやインフォテインメントといった装備に関しても「最新」と表現することができる。

骨格を含めた「完全刷新」の成果はダテではないのである。

ロングホイールベースのボディによって、スケールの大きな週末を想像させてくれる1台として生まれ変わったグランドチェロキーL。そのドライブを一通り楽しんだ後、コンパスに乗り換えてみた。

サイズ違いの兄弟ともいえるグランドチェロキーLとコンパスを乗り比べることで、ジープの最新モデルの魅力をより深く理解するためである。

ジープ新型グランドチェロキーL 公式サイトでみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。BMW 318iコンパクト(E46)/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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