【電動ラグジュアリーSUV対決】メルセデスEQC vs テスラ・モデルX vs ジャガーIペイス vs アウディeトロン 後編

2019.12.15

100字サマリー

日本でも販売がスタートしたメルセデスEQCですが、今回は電動高級SUVの草分けたるテスラ・モデルXと英国版AUTOCAR編集部のお気に入り、ジャガーIペイス、そしてこちらも登場したばかりのアウディeトロンの4台で、現実世界での実力を試すショートトリップへと出掛けました。

もくじ

水曜日、午前10時3分、M5号線北行き、グロスター・サービスエリア
これが未来? 雨除けは必須
午後1時8分、ミルトンキーンズ・コーチウェイ
オールラウンドな魅力 充電ネットワークの重要性
最終評価
各車のスペック
番外編:充電のヒミツ

水曜日、午前10時3分、M5号線北行き、グロスター・サービスエリア

助手席に座る英国版AUTOCARの協力ライター、マット・ジョイは今朝のテストのことを「コールドスタート」テストと呼んでいるが、確かにそうかも知れない。

昨夜泊まったホテルは決して値段も高過ぎずラザニアもまあまあだったが、EV向け充電器は設置されていなかったのであり、全員が各車に乗り込み、午前9時15分ちょうどにミルトンキーンズに向け出発したとき、もっとも短い航続可能距離を示した車両の表示は40km以下に留まっていた。

初日が終わった時点でのeトロンとモデルXそれぞれの走行距離と残りの航続可能距離を合算した数値の差はなぜか18.5kmしかなかった。コースティングを多用したせいでアウディのレンジメーターは航続可能距離を過剰に見積り過ぎたのかも知れないが、それでもアウディにとっては印象的な結果となった。
初日が終わった時点でのeトロンとモデルXそれぞれの走行距離と残りの航続可能距離を合算した数値の差はなぜか18.5kmしかなかった。コースティングを多用したせいでアウディのレンジメーターは航続可能距離を過剰に見積り過ぎたのかも知れないが、それでもアウディにとっては印象的な結果となった。

ふたたびメルセデスのステアリングを握ることにしたがどうやら正解だったようだ。

午前9時40分にはこのクルマの非常に分かり易く、頼りになるナビゲーションシステムのお陰でグロスターのサービスエリアへと到着しており、オンライン上で充電可能なエコトリシティ社が運営する50kWの交流急速充電スタンドまで見つけていた。

12.69ポンド(1667円)と1時間15分で42kWhまで充電が完了すると、160km弱の航続距離を手に入れることができた。これで余裕を持って最終目的地へと向かうことが出来そうだ。

他のドライバーたちは苦労していたようだ。

アウディのナビが最初に示した急速充電器はまだ設置されておらず、その次には使用不可能な充電器を表示している。わたしに遅れること45分、eトロンでジョイがグロスターのサービスエリアに到着したときには、EQCと同じ充電器からの充電が必要な状況だった。

 
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